いきなりですが、
ニホンカナヘビを知っていますか？
誰もが一度は夢中で追いかけた、
まるで小さな恐竜のような姿で人気のニホンカナヘビ。
全国の草むらや庭先、公園などで
日向ぼっこしている姿を見ることができます！
大きさは大体15cmから、
大きいもので25cmにもなります。
名前に「ヘビ」が付いていますが、
本当はトカゲの仲間なんです。
そんなニホンカナヘビですが、
実は今、絶滅の危機に直面していることを知っていますか？
かつては大人から子供まで、
みんなが知っていたニホンカナヘビですが
このままでは「誰も知らない生き物」になってしまうかも。
この記事ではそんなニホンカナヘビの
”今とこれから“についてご紹介していきます！
目次
ニホンカナヘビは減少！！既に東京２３区では絶滅の危機に…
かつてニホンカナヘビは東京でも多く見られました。
絵本の主人公にも選ばれるなど、
ニホンカナヘビは人々の生活にも関わってきたのです。
また、東京だけでなく全国各地に生息していて、
日本国内で最もよく見られるトカゲとして有名です！
そんなニホンカナヘビですが、
東京では絶滅の危機に直面しています。
時代の流れとともに都市化が進み
庭がない家が増えたり、公園がなくなったりすることで
彼らの生息地がどんどんなくなっています！
現在の東京23区内では
古い家の庭や数少ない公園の草むらにいる
息を潜めて生息しているようです。
草むらが残っていたとしても
農薬や天敵などが増えたことで、
ニホンカナヘビの数は減っています。
東京都と千葉県では「絶滅危惧２類」に指定されました。
ニホンカナヘビは全国の広範囲に生息しているので、
種としての絶滅の可能性は低いです。
しかし、東京などの都市部では
あと数年で会えない存在になってしまうかもしれません！
二ホンカナヘビの生息地はどこ？住みやすい環境を作ってあげたい。
東京からニホンカナヘビがいなくならないために、
私たちには何ができるのでしょうか。
すでにご紹介したように、
ニホンカナヘビの生息地は
公園や草むら、古い家が多いようです。
では、庭や公園の手入れをするのがいかがでしょうか。
いろんな生き物が住みやすい環境を作ることで、
ニホンカナヘビも住み着いてくれるかもしれません！
しかし、
「人間が新しく手を入れた自然が増えても、
他の生き物が生息できない可能性もある」
と考えている専門家もいます。
確かに人間にとっては心地よくても、
他の生き物にとっては害が多いなんてこともよくあります。
それでは私たちにできることは無いのでしょうか。
私が思うに、
「一人一人がニホンカナヘビをはじめ、他の生き物のことを想い続ける」
ことが大切なのだと思います！
そうすることで私たちの行動が変わり、
自然を守ることにつながる。
その結果、ニホンカナヘビを守ることができると思うのです！
まとめ
いかがでしたか？
ニホンカナヘビの今とこれからについて
考えるきっかけになれたら嬉しいです！
私自身子供の頃はよくニホンカナヘビを見かけて、
捕まえようとしたこともあります。
しかし最近は見かけることも減ってしまい、
なんだか悲しい気持ちになってしまいます。
今の小学生にも、
あの小さな恐竜を見てワクワクして欲しいです！
これを機に、
他の生き物のことを考えて生活していけるといいですよね。
みんなで一緒にニホンカナヘビを守っていきましょう！
