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高速道路の緑の線は何?意味が分からず同じ車線をキープ!!これが緑の線の狙い!!

道路の区画線は白の実線か破線、あるいは黄色の実線はよく見ると思います。

 

しかし、最近関越道の路面に、見慣れない緑色の線がみられています。

 

いったいどんな意味の線なのでしょうか。

 

先にこの緑色の線の意味を伝えますと左車線を走るよう促す事(キープレフト)やインターチェンジから道を間違えて逆走を防ぐ意味合いがあるとの事です。

 

ただこれはNEXCO東日本による自主的な設置であり、法的な意味合いはありません。

 

「第一走行車線を継続的に走行してもらう、正しい方向がわかりやすくなる、といった心理的効果が期待されます」(NEXCO東日本関東支社)

 

これらは2021年7月に設置されており、NEXCO東日本「車線キープグリーンラインと呼んでいます。

 

場所は関越道下りの東松山IC付近で、上下線共に引かれています。

 

距離は4km先まで続くようです。

 

突然知らない実線が出てくるとびっくりしてしまいますよね。

 

高速を使ってお出かけの際にトラブルにならないように気を付けましょう。

 

この記事では高速道路の車線種類や初心者でも安心して運転出来る方法など書いていますので事前に確認していきましょう。

 

 

目次

 

 

 

こんなにあった!!高速道路の車線の種類はいろいろ!!

それではここからは車線の種類をまとめていきます。

 

まずは車線には中央線と車線境界線があります。

 

それぞれに「黄色の実線」「白色の実線」「白色の破線」の3種類に大別されます。

 

同じ色や形状でも中央線と車線境界線では少し意味が違うので気を付けましょう。

 

そしてこれらは追い越しの可否を考えるものではなく、はみ出して走行する事の可否を確認するものという事です。

 

意外と知らなかったでは済まされない事も多いのでしっかり確認していきましょう。

 

1,中央線

 中央線とは対向車線との間にある境界線になります。

 

 ①黄色の実線

 基本的に追い越し禁止です。

 ただ例外として障害物を避ける際ははみ出すことはできます。

 

 ②白色の実線

 これは黄色の線のような例外はありません。

 障害物などあったとしても中央線をまたいでの追い越しは禁止です。

 

 ③白色の破線

 対向車線の様子を見て前の車を追い越す事が出来ます。

 

2,車線境界線

 車線境界線は片側2車線以上の道路にあります。

 基本的に高速道路では左側の走行車線、右側が追い越し車線となります。

 車線境界線では主に車線変更が可能かどうか確かめる意味合いがあります。

 

 ①黄色の実線

 黄色の実線は車線変更は認められません。

 

 ②白色の実線

 基本的に車線変更可能です。

 破線ではなく実線がある理由は車線変更は出来るが注意が必要な場所だという事も言えますね。

 

 ③白色の破線

 破線に関しては問題なく車線変更が可能です。

 

3,番外編

 ①ドットライン

 下り坂やカーブで車線の両側に白色の破線があります。

 これはドットラインと言って道路を狭く見せる事で速度を抑えようとするものです。

 首都高でもカーブが多い場所には見られますね。

 

 ゼブラゾーン(動流帯)

 斜めの白線を白い枠線で囲んでいる区画線、道路標示をゼブラゾーンと言います。

 高速道路ではインターチェンジ等の合流地点で見られる場合が多いと思います。

 ゼブラゾーンは侵入しても罰則はありません。

 しかし、それで事故にあった場合は過失の割合が不利になる場合があるので入らないほうが賢明ですね。

 

事前にこれだけ分かったら高速道路を運転したことない人でも安心⁉

車線の話をされても初めて、又は久々に高速に乗る場合は緊張してしまいますよね。

 

そんなあなたに、高速道路を運転したことがなくても知っておけば安心できるポイントを挙げていきますね!

 

1,運転前の事前準備

 ①タイヤ空気圧

 タイヤの空気圧は燃費も落ちてしまいますし、最悪運転中にパンクする恐れもあります。

 空気圧が低くていい事はないですね。

 

 ②ガソリン残量

 高速道路ではあまりガソリンスタンドがありません。

 その為、高速に乗る前に入れておきたいところですね。

 

 ③ナビの経路確認

 事前にナビで高速の入り口や出口を確認しましょう。

 余裕をもって運転する事が出来ますよ。

 

 ETCカードの確認

 入ってると思ってETCに入るとゲートがあかず急ブレーキなんてことも・・・。

 基本的に抜き差しすることは少ないと思いますが、入っているか確認するのは習慣にしてもいいかもしれません。

 

2,料金所はむやみに車線変更しない

 料金所は車線変更が多く、怖い場面の一つです。

 他のところが空いていると無理に車線変更すると事故のもとです。

 そこを急ぐよりも多少並んでも安全に目の前の料金所を通る事をお勧めします。

 

3,合流は速度を落とさない

 怖くて減速してしまう方も時々見ますがこれはむしろ危ないですね。

 周りの速度に合わせてしっかり80キロまで上げて合流しましょう。

 

4,左車線で一定速度を守る

 基本的に左車線を一定速度で走っていれば問題はありません。

 注意が必要なのは、一定でアクセルを踏むのではなく、速度を保つ事が大切です。

 高速道路も斜面があります気にしておく必要がありますね。

 ちなみに追い越し車線を常に走っている方がいますが、捕まりますのでご注意ください。

 基本的に右車線は追い越す時だけです。

まとめ

一部高速道路で出来た緑色の線はNEXCO東日本によって設置されたものです。

 

意味はキープレフトの促しと逆走の防止を目的としています。

 

高速道路を走る時は線の種類を確認してから乗りましょう。

 

一般道でも言える事ですが、知らなかったでは済まされない事もあります。

 

運転前には事前準備をしっかりする事で急な場面で焦ることなく対応が出来ますよ。

 

せっかくの家族での旅行や外出の楽しい気持ちを盛り下げたくないですよね。

 

大切な家族を守る為にもしっかりシミュレーションしておきましょう。

 

最後に豆知識です。

 

国土交通省のデータによれば高速道路は一般道より事故率は10分の1しかないようです。

 

基本的に合流や車線境界線などのポイントさえ気をつければ一般道より安全な道路といえるのです。

 

高速道路での事故のニュースはよく聞くので、高速道路は事故が多そうですが意外と少ないんですね。

 

気持ちに余裕をもって運転していきましょう。