皆さんはトイレットペーパーはシングル派ですか、ダブル派ですか。
株式会社プラネットのトイレットペーパーに関する意識調査というものがあります。
まず、自宅トイレットペーパーのタイプについてアンケートをとるとどちらも40%台で、きんさでダブルが上回る結果となるそうです。
面白いのは男女比になると男性はダブル、反対に女性はシングルが高くなります。
ダブルは二重の分だけ厚みがあり、一方でシングルは長さがダブルの 2倍近くある為
、消費量を抑えられる感じがあります。
結果だけ見ると男性は贅沢だけども安心感のあるダブル、女性はコストパフォーマンス重視という結果になったという事ですね。
ただ最近のYahoo!ニュースでは女性へのアンケート調査にてダブルの方がこだわりポイントとして多かったというニュースもあります。
これはその時々の時代背景にもよるかもしれませんね。
ちなみに地域別では「東北」「関東」「甲信越」などの東日本ではダブル派が多く、「近畿」「中国」「四国」などの西日本ではシングル派が多いようです。
目次
トイレットペーパーってシングル、ダブル、どっちがお得なの?
では、結局シングルとダブルではどちらの方がお得なのでしょうか。
結果としては同じ商品でシングルが2倍の長さである場合はダブルの方がお得。
しかし、ものによっては高品質な物や長さが2倍以上の物もあるので一概には言えないのが実情。
では、どのように考えられているか調べていきましょう。
1回のトイレで使うトイレットペーパーの使用量の統計があります。
一般社団法人日本トイレ協会が実施した調査から
- 男性の平均使用量は3.15m
- 女性の平均使用量は3.52m(小の場合の平均は1.45m)
という結果が出ています。
小を除いた男女の平均は、3.335mです。
この調査で使用されたのはシングルです。
その為、ダブルを想定した場合を上記の2分の1と仮定し、単純に倍だとしたら使用量は同じになります。
しかし、シングルのトイレットペーパーはダブルに比べ厚紙となっている為、製造コストがダブルより掛かってしまいます。
その為、市販で売られている商品ではダブル30mに対してシングル55mと5mほど短く売られている事が一般的です。
つまり、データ上では1ロールに対して5m程はダブルの方がお得な可能性があるというわけです。
しかし、実際はウォシュレットの使用や人によって使用量は異なる為、何とか安くしたい方は一度自分がどれくらい1回で使うのか確認してみてもいいかもしれません。
そもそも、トイレットペーパーにシングルとダブルがあるのはなぜ?
そもそも、トイレットペーパーはなぜシングルとダブルで別れるのでしょうか。
結論から言いますと本当は製造側からするとダブルのみにしてしまいたいのが本心です。
しかし、そうならないのはシングルは根強い人気があるからなんです。
当時、日本ではちり紙を使用しており、今のように巻かれてはいないんですね。
トイレットペーパーは太平洋戦争後にアメリカから持ち込まれており、その時に使っていたのがシングルのトイレットペーパーだったようです。
その後日本でも徐々に洋式トイレが普及していきます。
それと共にダブルのトイレットペーパーが誕生します。
当時出た時はトイレットペーパーの革命とも言われていたとか。
シングルは片面のみつるつるで反対側はざらざらしたものになります。
それに比べ、ダブルは両面共つるつるで肌触りが良く、間に空気も入るので柔らかい。
コストも安くて、使い心地もいいならダブルのみでいいんじゃないかと思いますよね?
しかし、ダブルが出た時にはシングルのトイレットペーパーが浸透し、根強い人気を誇っていたのです。
冒頭でもお話ししたように西日本、特に関西圏で人気が高いんですね。
今は根強いシングル派の方の為に製造側も継続されているとの事です。
まとめ
トイレットペーパーはシングル派、ダブル派どちらも40%以上を保ちつつ僅差でダブル派が多い。
今までは女性はシングル、男性はダブルが多かったが、最近は女性もダブル派が多くなったとニュースになりました。
シングルとダブルでどちらがお得になるかは気持ちダブルの方がお得感あるようです。
しかし、ウォシュレット使用や人によって使用量が異なるので変化はあるようです。
気になる方は自身が1回でどれくらい使うか確認してもいいかもしれません。
シングルとダブルに分かれているのはトイレットペーパーの歴史はシングルから始まっており、今もその根強い人気からシングルが残っている為です。
製造側からするとダブルの方がコストは安く済むようですが、シングルに慣れ親しんだ方も多い為、今もダブルと同じ価格で売っているようです。
個人的にはダブルを気に入って使っていましたが、昔からシングルを使っていたら私もシングルを続けて使っていたかもしれません。
節約という観点では難しい所ですが、あまり変わりないのであれば慣れ親しんでいる方がいいのかもしれませんね。