車に関するニュースや記事を読んでいると、ショーファードリブンって言葉って稀に聞くことはあるのではないでしょうか?
ショーファーカーなんて言うこともありますよね。
しかし、言葉の意味まで理解していないことが多いと思います。
私もイメージすら全く浮かびませんでした。
ショーファードリブン(chauffeur‐driven)とは、運転を車の所有者ではなく、専属の運転手が担当し、運転席よりも後部座席の快適性を重視した設計の自動車のことです。
ショーファーカーの意味も一緒です。
テレビや映画に登場するような会社の社長や政府の要人が乗っているようなリムジンがイメージしやすいですね。
ちなみに、「ショーファー」の意味はフランス語で「お抱え運転手」を指します。
フランス語だったため、私は言葉からイメージが湧かなかったわけですね。
目次
ショーファードリブンはセダンからSUVへ?社長はSUVの乗り心地がお気に入り!!
ショーファードリブンといえば、リムジンをはじめとした大型で高級なセダンタイプが活躍していました。
しかし近年では車内の居住性が高く荷室が大容量であるSUVタイプのショーファードリブンも活躍しています。
SUVは本来、コンクリートやアスファルト舗装されていない道であるオフロード走行を想定して車体が設計されています。
そのため、視界を良くするために天井が高く、結果として後部座席が乗り降りしやすくなっています。
また、安全性を高めるために頑丈な設計になっており、衝突事故が起こったとしても、車体が押しつぶされることはありません。
乗っている人の命を守る観点でも大きなメリットであると言えるでしょう。
そのような理由で、セダンよりSUVの購入を検討する一般ユーザーが多くなっています。
同様の購入傾向が、ショーファードリブンの使用を検討している会社社長の間でも起こっているのだと思います。
SUVはショーファードリブンの新しいカタチといえるでしょう。
ショーファードリブンの対義語はドライバーズカー!!やっぱり車を楽しむには自分で運転するのが一番!!
それでは所有者自身が雲梯しない高級車を指すショーファードリブンの対義語は一体何でしょう?
ショーファードリブンの対義語はドライバーズカー(Driver’s car)を指します。
ドライバーズカーは所有者自身が運転を楽しめることを重視した設計の自動車です。
しかし、単にスポーティでステアリングに優れているスポーツカーのことをドライバーズカーと呼ぶ訳ではありません。
ショーファードリブンと同じように、後部座席の快適性が確保されていながら、パワートレインやステアリングにも優れた、中級から上級のセダンをドライバーズカーと呼ぶことが多いです。
ショーファードリブンとドライバーズカーの意味を理解したところで、所有者自身が車を一番に楽しむならドライバーズカーを選択すべきです!
車を自分で運転して車を操作している感覚を楽しむのが私は非常に大好きです。
もちろん、ゆったりと後部座席で音楽を流しながらくつろいで過ごすことも楽しみ方の1つです。
ですが、自分が所有者であるならば、車の挙動まで理解して運転すると、より楽しめるのでおすすめです。
まとめ
人生で一度はショーファードリブンのような運転手付きの車に乗って優雅な時を過ごしてみたいですよね?
しかし、欲しいとなってもショーファードリブンは高級車で、お抱えの運転手を雇う必要もあり、簡単には所有できない代物です。
その点、ドライバーズカーは比較的所有しやすく、何より自分自身が本当に楽しめる車だと思います!
新たに車の種類を理解したところで、ドライバーズカーを検討してみてはいかがでしょうか?
楽しいカーライフを満喫してみてください!