トカゲの祖先は恐竜説がありますが、
残念ながらトカゲの祖先は恐竜ではありません。
2億4,000万年前の化石から見つかった『メガキレラ』(Megachirella wachtleri)がトカゲや蛇の祖先です。
怪獣みたいな名前ですね。
「全てのトカゲの母」でカメレオンと同じくらいの小さな生き物とわかっています。
そんななか、
ペルーの南東部クスコにあるオティシ国立公園で
新種のトカゲが発見されました。
アンデス山脈の標高3241メートルの高山地で発見されました。
新種のトカゲは濃い灰色で頭と体の側面に黄色や金色の斑点があります。
また、胴体よりしっぽの方が長く背中と先頭部には溝状に鱗(うろこ)が並んでいるのが特徴です。
目次
どんな意味⁈「プロクトポルス・タイタンズ」‼トカゲの英語はカタカナで「リザード」
名前は『プロクトポルス・タイタンズ』(Proctoporus titans)!!
どんな意味かと調べてみました。
『プロクトポラス』(Proctoporu)はギムノフタエミダエ科に属する中型のトカゲの属のことです。
中央ボリビアから中央ペルーまで分布しています。
標高1000~4000メートルのアマゾンの森林のユンガスの森と湿地に生息します。
『タイタンズ』(titans)は英語で巨人、大物、偉人、重鎮、重要人物などの意味があるようです。
これらの意味より名づけられたのでしょう。
各国の『トカゲ』
英語 『lizard』
フランス語 『lézard』
ドイツ語 『Eidechse』
スペイン語 『lagartija』
中国語 『蜥蜴』
韓国語 『도마뱀』
トカゲの生活場所は⁈新種のトカゲは高山地で発見‼
日本のトカゲ、ニホントカゲは平地や低山地の陽当たりのよい石垣や草原、土手などに生息します。
今回発見された新種のトカゲ『プロクトポルス・タイタンズ』は標高3241メートルの高山地で発見されました。
ニホントカゲと比較すると生息地が違います。
しかし、プロクトポルスと名のつくギムノフタエミダエ科に属する中型のトカゲの属は比較的高山地にも生息しているようです。
プロクトポルスにとっては一般的なのかもしれませんね。
まとめ
トカゲの祖先は恐竜ではありません。
2億4,000万年前の化石から見つかった『メガキレラ』(Megachirella wachtleri)がトカゲや蛇の祖先です。
「全てのトカゲの母」でカメレオンと同じくらいの小さな生き物とわかっています。
そんななか、新種のトカゲ 『プロクトポルス・タイタンズ』が発見されました。
発見場所はアンデス山脈の標高3241メートルの高山地です。
新種のトカゲは濃い灰色で頭と体の側面に黄色や金色の斑点があります。
また、胴体よりしっぽの方が長く背中と先頭部には溝状に鱗(うろこ)が並んでいるのが特徴です。
その他の情報は未発表!!
今回の新種のトカゲは何万年も前より存在していた種が新たに発見されたのか?
それとも何らかの突然変異により新種が誕生したのか?
とても興味深いところです。
いずれにせよ、研究が進むにつれてまた新たな進化のメカニズムが解明されるかもしれませんね!!