0時渋滞!!
高速道路の料金所付近で深夜割引適用を待つトラックによる渋滞が常駐化しています。
そこで、高速料金の深夜割引を見直しするんですって!!
どうして0時に渋滞してしまうのでしょうか?
それは深夜割引がETCを利用して0時~4時に高速道路を通行すると
高速の通行料金が30%引きされるシステムだから!!
深夜割引は深夜の一般道路走行のトラックを減らして、
周辺の騒音を減らす目的で2004年より始まりました。
トラックを高速道路へ誘導するという当初の目的には
ある程度の効果が見られました。
しかし、高速道路の出口付近で0時待ち渋滞が発生するという
新たな問題がおきてしまっています。
また、この0時待ちがトラックドライバーの
労働時間の長時間化にも繋がってしまってるんです。
そこで、深夜割引の見直しをするのですね!!
2024年の適用をめざしています。
そんな深夜割引について調べてみました!!
目次
高速料金、現在の深夜割引の仕組みは?1分前ルールってなに?
高速料金の深夜割引の仕組みについて!!
1分前ルールという謎のルールが一部でささやかれていますが、
そんなルールはありませんのでお間違えなく!!
深夜割引は0時~4時の時間帯に1秒でも高速道路上にいれば適用ざれます。
深夜割引とは
管理する高速道路を対象とした割引です。
ETCを利用して0時~4時に通行すると
高速の通行料金が30%引きされるものです。
深夜割引の適用には0時~4時の時間帯に
高速道路の料金所を通行することが必要です。
例えば
20時から高速道路を利用し1時に高速道路を下りたとします。
そうすると、利用区間全ての高速料金が30%割引になります。
0時前の時間も30%割引が適用になるのです。
逆でも大丈夫
3時から高速道路を利用し7時に高速道路を下りたとします。
この場合も利用区間全ての高速料金が30%割引になるんです。
4時を過ぎた時間帯も30%割引きが適用になります。
前後でも大丈夫
23時から高速道路を利用し5時に高速道路を下りたとします。
この場合も利用区間全ての高速料金が30%割引になるんです。
料金所通過時間が0時~4時でなくても大丈夫!!
このシステムが0時待ち渋滞を引き起こしてしまうのです。
0時から4時までにどれだけ走行したかは関係なく
走行した全ての区間において30%割引きが適応されるんですね!!
だったら、もう少しで0時!!
なんて時は0時まで待ってしまいますよね!!
トラックは高速料金が自腹の場合も少なくない!!
トラックの場合、高速料金が自腹の運送会社も少なくありません。
就業規定や労働規約で経費は会社が負担するとの定めが無いかぎり、
労働者が高速料金(経費)を負担しても違法にならないのです。
0時待ちをしているトラックはほとんどが自腹のドライバーなのでしょう!!
あるいは会社から深夜割引を適用するように言われているのでしょね!!
いずれにしても、この0時待ちが長時間労働の
一因になってしまっていることも事実です。
ドライバーさんによっては数時間も
0時待ちをする場合もあるようです。
あのゲートを通過すれば直ぐそこに目的地があっても
0時になるまでは通過することができない。
ひたすら、トラックの中で0時になるのを待つ。
このような状態が常駐かしているようです。
見直しによって少しでも改善されるといいですね!!
まとめ
高速料金の深夜割引を見直す方針です。
2024年度には適用を目指しています。
適応時間や適応割引は据置く方針で、
実際に通行した時間や距離を考慮した割引システムを検討しています。
0時~4時の走行で30%割引はそのまま適応ってことです。
しかし、この見直しは実質の値上げにつながるとの懸念もあります。
現在、1秒でも0時~4時の間に高速道路上にいれば30%割引されました。
通行している時間や距離を考慮すると
現在より高速料金が高くなってしまうケースがほとんどでしょう!!
0時待ちが無くなること
長時間労働の緩和や
0時渋滞の緩和には繋がるでしょう!!
しかし、高速料金の実質的な値上げは高速料金が自腹のトラックドライバーさんや
高速料金を経費として支払っている運送会社にとっては死活問題!!
みなさんにとって、
不利益にならないようなシステムになることを強く期待したいですね!!