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質問です‼ぼた餅とおはぎはなんで季節で言い方が変わるんですか?

 

和菓子というと何を思い浮かべますか?

 

和菓子といってもたくさんありますが、

やはりあんこは欠かせないですよね!

 

私は親戚にお米農家がいるので、

必ずもち米の収穫ができたらおはぎを食べていました。

 

幼少期からずっと食べていたおはぎ・・・。

スーパーでは「ぼたもち」と書かれた商品も。

 

あれ?

この違いってなんなんでしょう・・・?

 

地域差もありますが一番大きな違いは、

作られる季節にありました!

 

季節以外にも実は違いがたくさん。

調べてみるととっても奥の深い食べ物だということがわかりました!

 

 

目次

 

 

 

なんと‼ぼた餅とおはぎは関東や関西などの地域差もあるんです‼



あんこでもち米を包んだ和菓子のことを、

なんと呼んでいますか?

 

私は小さいころから「おはぎ」と呼んでいました。

では、ぼたもちとは・・・?

 

ぼたもちとおはぎの違いは、実はいくつかあります。

 

まず第一に、季節の違いなのです。

 

季節によって呼び名が違い、

その時期の季節の花の名前に由来しています。

 

ひらがなで認識していることが多いと思いますが、

漢字表記にすると「牡丹餅」「お萩」となります。

 

ぼたもちは牡丹の花が咲く季節のものです。

牡丹は4月下旬〜5月頃に見頃の時期を迎える春の花です。

 

おはぎは萩の花です。

8月〜9月頃になると、小さな紫色の花を咲かせます。

 

春に食べるのがぼたもち、

秋に食べるのがおはぎということですね!

 

でも、なぜ春と秋の呼び名なのでしょうか?

 

それは、ぼたもちとおはぎの誕生のきっかけに理由があります。

 

これらは、お彼岸のためのお供え物として誕生しています。

 

お彼岸は春分秋分の日を中心に行われますよね。

だから、春の呼び名と秋の呼び名があるというわけです!

 

お彼岸にぼたもちやおはぎをお供えする理由は、

小豆の赤い色には魔除けの効果があると古くから信じられており、

邪気を払う食べ物としてご先祖様に捧げていたのです。

 

また、昔は貴重であった砂糖を使うおはぎをご先祖様にお供えすることで、

感謝の気持ちを伝えていたと言われています。

 

ちなみに夏と冬にも呼び名があって、

夏は「夜船」冬は「北窓」と言います。

 

 

 

季節で違うとされているぼたもちとおはぎ。

しかし、季節以外でも様々違いがあるとされています。

 

実は地域差もとってもある食べ物なのです!

 

関東と関西では餡が違うとされていて、

関東での餡は小豆餡・きなこ・黒ゴマが一般的ですが、

関西では小豆餡・きなこ・青海苔が一般的だったりするようです。

 

東北では有名なずんだがおはぎの餡として使われていることも多いようです。

すっごく食べてみたい・・・!

 

西日本のあおのりはどのような味がするのでしょうか?

あんこと比べると甘くないのでしょうか。

 

我が家のおはぎはあんこオンリーですので、

いろいろ食べてみたくなってきました・・!

 

 

地域によっての呼び方の違いは他にもあって、

お米の種類で分けている場合もあります。

 

うるち米で作ったのをおはぎと呼び、

もち米で作ったのをぼたもちと呼ぶ地域もあるそうです。

 

他にも調べてみたらまだまだ違いはありそうですね!

 

 

どっちどっち!?ぼた餅とおはぎはこしあんなの!?つぶあんなの!?



ちなみに、みなさんのご家庭のぼたもち・おはぎは

こしあんでしょうか?つぶあんでしょうか?

 

ちなみに、こしあんつぶあんの皮をとってから砂糖で煮詰めています。

この2つ、栄養価も違うらしいですよ・・・!

 

我が家では絶対つぶあんで、こしあんは食べたことがありません。

こしあんのおはぎがあると知って、これが地域の差か・・!とびっくりです。

 

 

諸説ありますし地域差があるのは前提としてですが、

おはぎはつぶあん、ぼたもちはこしあんとされるのが一般的なようです。

 

その理由は、あずきの収穫時期にあります。

 

あずきは秋に収穫されるので、

秋にはとれたてのあずきで作ることができます。

 

しかし、春に食べるぼたもちではあずきの旬が過ぎてしまっています。

そのため、つぶあんではなくこしあんにして食べると言われているようです。

 

ですので、

春のぼたもちはこしあんとなり、

秋のおはぎはつぶあんとなったのでしょう。

 

技術が進歩した現在では1年を通して

いろいろな種類のあんこがつくられるようになったので、

この分け方はあまり関係なくなっているようです。

 

小豆をこしあんにすることを皆殺し、

つぶあんにすることを半殺しと表現する地域もあるそうですよ・・・!

 

なんとも穏やかではない呼び名ですよね。

 

 

まとめ



おはぎとぼたもちで、これほどに違いがあるってことを知っていましたか?!

 

食べ物にも、歴史がしっかりあるのですね。

 

今はほとんど一緒のようですが昔は形も異なっていたようですよ。

おはぎは萩の花のように細長く、

ぼたもちは牡丹の花のように丸くて大きな形で作られていたそうです。

 

ひとつひとつ「これはどんなおはぎ(ぼたもち)かな?」

とお店でチェックするのも楽しそうですよね。

 

最近ではおはぎ専門店もできたりしていますよね。

今度チェックしてみようかなと思います。