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大規模通信障害を受けローミングを検討!!緊急時に各通信会社で回線乗入れ

通信障害が発生した時の対処法として、「ローミング」という方法があります。

 

ローミングとは、現在契約中の電話会社で通信障害が発生した際、他社の電話会社のネットワークを使用できるというものです。

 

大規模通信障害は約3日間も続き、約3000万人以上のユーザーが音声通信やデータ通信ができないという状態に陥りました。

 

3日間携帯電話が機能しないというのは、家族や友人間との連絡・仕事に関する連絡に大きく影響し、非常に不便ですよね。

 

現在、総務省・携帯電話会社が、ローミング技術の導入を検討中です。

 

今回のような大規模な通信障害に備えて、是非ローミングについて知っておくことをオススメします。

 

 

目次

 

 

 

大規模通信障害を受けローミング総務省も本格検討!!

 

大規模通信障害によってローミングの導入に注目が集まっており、総務省ローミング導入を本格的に検討しています。

 

通信障害が発生した際に最も懸念されるのは、人命に関わることについての連絡が不可能になることです。

 

例えば、自然災害の発生時や救急車を呼びたい時などの緊急時に連絡が付かないというのは、第一に避けなければなりません。

 

実際に通信障害中に緊急の連絡ができないというのは、不安どころではありませんよね。

 

救助が全く得られないということですから、考えただけでもぞっとします。

 

このような事態に備え、総務省は緊急時の連絡を途絶えさせないということを第一目標として、ローミングの導入について検討を進めていくという方針です。

 

2022年内には、ローミングについて基本的な方向性を決定していくと述べており、実装されるのは2023年以降になりそうです。

 

また、総務省の方針からも、通信障害に対してはローミングがかなり有効な手段であると考えることができるのではないでしょうか。

 

 

大規模通信障害を受けローミング!!緊急時だけで大丈夫?

 

総務省は、緊急時の対応を第一に検討を行っており、もちろんそれは正しいと言えるでしょう。

 

しかし、緊急連絡に限らず、単純に連絡をとりたい時に連絡ができないというのはとても不便ですし、メリットは見当たりません。

 

通信障害が発生した際には、やはり緊急連絡だけでなく、普通の連絡にも影響が出ないのがベストです。

 

現在、各携帯会社もローミングを検討しています。

 

ローミングの導入のためには、総務省と携帯電話会社との連携が必須となり、これには時間やコストがかかり、議論も必要になってきます。

 

 

まずはなるべく早く緊急通報への対応を行い、順次通常の連絡への対応を行っていくということでしょう。

 

このことから、通信障害が発生した際、普通の連絡も滞りなく行えるという環境を実現するためには、まだ少し時間がかかりそうです。

 

まとめ

 

通信障害発生時の対処法「ローミング」について、理解できたでしょうか。

 

大規模通信障害が発生した際、私はユーザーである友人が非常に困っていたのを覚えています。

 

連絡を取りたくても取れず、ユーザーはただ通信環境の復旧を待つことしかできません。

 

また、家族と離れて生活している人や、仕事に関して緊急に連絡を行いたいという場面も少なくないですよね。

 

家族との連絡が取れないというのは不安になりますし、仕事に関して連絡がとれないというのは、大きな損害につながることもあります。

 

こう考えると、人命に関する緊急時だけではなく、普通の連絡にも対応していく必要があると言えます。

 

今回の大規模通信障害を通して、携帯電話会社の新たな課題が浮き彫りになり、通信の重要性や、再発防止のための今後の取り組みを考える機会となりました。

 

携帯電話会社はより良い通信環境の提供を求められていくことでしょう。

 

その第一歩が、ローミング技術の導入と言えるでしょう。

 

是非、早いうちにローミング技術が導入され、通信障害時のユーザーへの影響が軽減されることを願っています。